桐野屋Collection 「kirinoyaは桐野屋から生まれました。今も大切にご提供しております。」

桐の歴史

桐は中国から朝鮮に渡ってきた南方説と会津地方や越後南部地方にある
在来種の2つの説があります。
品質は、在来種が優れておりますが生産量は少量です。

桐の産地と材質


桐材の主要生産地は、日本(5%)・中国(65%)・アメリカ(20%)・ブラジル(10%)です。
良いタンスを造るには良い材質を厳選すると言う事です。
材質の順では、日本、アメリカ、中国、ブラジルとなります。
材質は日本の物が最も良く、特に東北地方のものが良いとされています。
昔から福島県会津地方は年輪を積んだ銘木が産出されています。
次が米国です。今から約40年前に樹齢も70~80年と年輪を積んだ桐が
突然それも大量に輸入され桐業界が大騒ぎしたことがあります。
当時は林野庁にもアメリカに桐がある事は記録になく
その後、桐の花を鑑賞する為にアメリカへ桐が運ばれた事がわかりました。
材質は日本の東北地方の次に良い材とされています。
良い木で作られた総桐タンスは、重ねられた年輪が見事に映えて
絹のような光沢があり、美しいものです。

中国桐は最も多く輸入されておりますが、材質的には落ちます。
さらに夏でも伐採している様ですので、将来ピンホールがはいる可能性があります。
日本で販売されている総桐箪笥にも見えない箇所に中国産桐を使用しているものがあります。
材の価格は日本の1/10程度ですが、前記の理由によりお勧めできません。
ブラジルは近年、輸入量が極端に減少してきております。材質は成長が早い分落ちる様です。
桐野屋は80年、90年は安心してお使いいただける様に、国産桐にこだわっています。
良い木で作られた総桐タンスは、重ねられた年輪が見事に映えて絹のような光沢があり、美しいものです。

会津地方から春に種根を購入し伏込み秋に2m弱ほど成長した苗木を掘る。

桐の伐採時期

桐材は伐採期が大切です。
冬期に伐採されたものが良く、夏に伐採されたものは変色・目割、
時には虫喰いも出るため、厳重にチェックする必要があります。
経験を積んだプロは原木も見て、本節に伐採したか、季節はずれに伐採
したか、見分けることができます。
冬に伐採し2年以上雨風にさらして、自然乾燥したものを使います。
以上の条件を満たした上で、腕の良い職人が造ったタンスを良いタンス
といいます。
創業130余年の桐野屋は、これからも安心してお使いいただけるものを
自信を持ってお勧め致します。

資材管理

「木は生きもの」と言う言葉があります。
冬に伐採した原木は翌年の入梅時には「芽」が出ます。
その芽が50cm位伸びるものもあります。
したがって、伐採後丸1年以上過ぎた原木を製材します。
製材後、立て掛けて雨に当てアク抜きします。
入梅時には薄いインク色の水が地面にたまります。
それが桐に含まれている「アク」です。
製材したものは、最も短い自然乾燥でも丸三年必要です。
期間中は何度も何度も天地替えを行い乾燥させます。